お魚のアラは捨てないで!
アラだって大事な食材
お魚屋さんで、魚を買うと調理してくれるよね。
見ていると、いろんな人が調理を依頼しているの。
中で、ちょっと気になったのは、アラを置いていく人が多いこと多いこと。
ちょっともったいないなぁって。
鯵(アジ)のお刺身なら・・・
お刺身三枚おろしにしてもらった鯵の頭と中骨も、腹骨も、素揚げして塩を振れば、一品完成だよ。
香ばしくてとても美味しいの。
鯵の塩焼きなら・・・
鯵の身を食べた後の頭と骨は、刻み葱をまぶして醤油を少々。
それに熱湯を掛けると・・・。
美味しい汁の出来上がり。
鯛(タイ)などのアラは・・・
霜降りして、丁寧に鱗の残りとか血合いを取り除いて、乱切りした大根や人参と炊いてあげると、美味しい煮物に変身!
味付けは、酒、醤油、味醂、お好みで砂糖。
アラを捨てていたのがなんてもったいないことをしていたんだろうってきっと思うよ。
鰤(ブリ)アラは鰤大根が有名だから説明は要らないかしら!?
コツは、
- 霜降りは必ずすること
- 煮る時には蓋をしないこと
- 砂糖を入れるなら、一番初めに入れてしばらく煮ること
くらいかしら。
あっ、大根や人参は下茹でした方が良いね。
砂糖を先に入れるのは、塩分が入ってからだと、甘味が具に染みこまなくなるから。
お魚を買う時
魚をお家で捌かないで、お店でお願いする時は、使えるアラはきっと持って帰って使ってね!
アラを使えない魚は、魚屋さんで処分してもらった方が良いよ。
アラを使うのが定番の魚だと、
アラはどうしますか?
と魚屋さんから聞いてくれるだろうけれど、持って帰らない人が多いと、鯵などだと、聞かれないで、処分されちゃうかもしれない。
だから、
アラは持って帰ります!えっへん!
と言ってあげてね。